◆ 蓼科便り ◆

 

皆様からのお便りお待ちしています。

 

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なお、匿名ご希望の方は、匿名(○△○等)もお願いします。

寄稿は400字程度プラス写真2~5枚ほどでお願いします(写真が多くなるとデータ量が大きくなりますので当方で割愛させていただく場合があります)。 

 

 

 

「蓼科山日記」…その53「にしきのリス」  

  

      

  20212月 にしきの梟(フクロウ)

 

 

 

冬の朝8時頃いつものリス達が庭を横切って順番にやってきます。

 

じっとこちらを見つめて「おはようさん…‼」

 

街燈の屋根の上でジッと何か見つめる孤独のリス「おなか空いたなぁ…」。

 

ひまわりの種食べちゃったのですが…あのおかわりお願いします…

 

お腹いっぱいだし帰ろうかなぁ…

 

こっちにも美味しそうな木の実が…

 

それでは又明朝飛んで来ます…

冬の蓼科高原は、次々訪れるリスや小動物の姿がとても可愛らしく大きな楽しみです。

 

 

 

 

フクロウ

 

              2021117日 にしき平 Y.K.

 

 

例年よりも雪の少ない冬となっている。この時期できるアクティビティも限られていて屋外だと散歩、あとは屋内での楽しみが中心となってしまう。

 

外出から帰ってみたらカミさんが興奮気味に写真を見せてくれた。フクロウである。

 

山荘の中から何気なく外を見ていると 山荘のすぐ裏 鹿よけネットの支柱のてっぺんにフクロウが餌の小動物らしきものを足で押さえて止まり、引きちぎって食べていた。窓際から慌ててスマホでパチリとしたとのこと。写真を撮った時は餌を食べ終わったあとらしく満足そうにこちらを見ていて さらに近づいて撮ろうとしたら飛び立ってしまったそうである。

それにしても置物と思われるような立派なフクロウである。野鳥の図鑑によると体長50㎝前後でハシブトガラスとほぼ同じ大きさとある。

 

必死に探していたことはないとはいえ 長い間いるが初めてである。蓼科にも しかも これほど身近なところにこんなフクロウがいるとは驚きとともに感激である。普通は夜行性なので昼間に姿を現すこと自体が稀なことだろう。これほどのフクロウが営巣できる木のうろがどこにあるのだろうか。餌になるネズミはたくさんいそうではあるし 伐採が進んで狩はしやすくなっているかもしれない。

 

とにもかくにも 知恵の象徴とされるフクロウ コロナ禍の困難な時代をうまく導いてくれるといいのだが...

 

 

 

 

 

「蓼科山日記」…その522021年…蓼科冬」

 

20211にしきの梟(フクロウ)

 

 

2021年新年明けましておめでとうございます。

 

昨年末より年初の寒波で蓼科高原は積雪の幕開けです。

 

初詣は全く人の居ない横谷観音まで徒歩でお詣りです。

 

冠雪した蓼科山(諏訪富士)は美しい。

 

フクロウが庭にネズミを探しに飛んできました。

 

リスはいつも忙しそう…

 

ヤマガラは人懐っこい。

 

八ヶ岳ブルーの青空に赤岳と阿弥陀岳の存在感に圧倒されます。

 

この時期庭から夕焼けがとても綺麗です。皆様も都会の密を避けて今一番美しい蓼科の冬へ是非…

 

 

干し柿(追加訂正)

 

              20201217日 にしき平 Y.K.

 

 

急に寒くなってきて雪も山荘周辺で10㎝ほど 4日連続の真冬日になっています。

1ヶ月強前に投稿した 干し柿の記事。味自体はおいしく出来上がったものの 1つ重大な訂正が必要なことが判明しました。

 

 

干し柿の天敵に鳥を加えなければいけないようです。山荘の軒下に吊るしておいた柿を3週間くらいしてからシジュウカラがときどきつついているのに気がついたのです。だんだん渋が抜けて甘みが出てきたころからなのでしょうか こんなことは今まで干し柿作ってきて初めてのことです。我が家は餌台で小鳥を呼び寄せているからついでにつついていくのかとも考えましたが 近所の山荘に吊るしたものも結構食べられてしまっています。どうやら小鳥も環境の変化に合わせて自らの行動を適宜かえていっているものと理解するしかないようです。

 

のあとネットで囲うことをして防御しましたが 隙間から入り込んだりネットに止まってつついたり想像以上に賢いのにまたまたびっくり。半数以上がなんらかの被害を被りました。

 

 

来年からはきをつけないと.....

 

 

 

 

干し柿

 

              20201111日 にしき平 Y.K.

 

 

紅葉もすっかり終わってしまい これからの時期あまり楽しみがないと思ってしまうが この寒さと乾燥は干し柿には絶好である。

 

先日も有名な信州の市田柿の話題をTVでやっていたが 市田柿とあんぽ柿が2大銘柄であろうか。しかし名もない個人の干し柿もまんざらでもない。都会で作ると干し柿にはなるもののカビが生えたり鳥につつかれたりでなかなか思ったようにきれいにはできないもの。蓼科では気温が氷点下になるこの時期に吊るすと凍結乾燥に近くなりきれいに出来上がる。とはいえ10月中に吊るし始めると結構黒ずんできてしまう。11月になってからつるすのが経験的にはいいようだ。

 

干し柿にするのは渋柿。なんだ渋柿かと思う方もいるかもしれないが、銘柄柿も多く、百目柿、富士柿、蜂屋柿など富有柿などの甘柿よりも高価なものも多い。百匁というだけの大きいものは確かに見栄えも良く中がジューシーに出来上がるがこれは好き好きである。我が家は通常の少し大きめのを求めて吊るす。

 

大量生産される干し柿は当然皮を剥くのも機械。でもこの時期外でのアクティビティも減ってくるのでのんびりとナイフを使って皮を剥くのもいいもの。剥きはじめから最後まで皮を切らずに長く剥くというように遊び心で剥いていけば脳トレにもなるかもしれない。

 

 

剥いた柿は紐に固定して軒下に吊るすことにしているが 柿を吊るす治具も売っている。吊るし方も縦にいくつか吊るして垂らしておく方もいるが 我が家は軒下に弧を描くように吊るす。蓼科での干し柿の天敵はイタチの仲間のテン(ホンドテン)である。低いところまで垂れ下がっていたり立ち上がって取るよりどころがあると取られてしまうリスクがある。対策としてテン避けのネットで囲っているかたもあると聞く。弧を描くように吊るすことで高い位置に干せるし窓の前など立ち上がったり登ったりするよりどころを減らすこともしている。この方法のもう一つのいいところはクリスマスの頃雪が降ったあとなどちょっとしたクリスマスオーナメントになることである。

 

まだ干し柿つくりには間にあいます。年末まで来られないという方でも全く問題なし。1ヶ月半もあれば丁度おいしくできあがっています。作ったことのない方もチャレンジしてみたらいかがでしょうか。

 

 

 

「蓼科山日記」…その512020年…入笠山晩秋」   

 

  

202010月 にしきの梟(フクロウ)

 

 

 

10月の下旬秋深まる青空の下、富士見パノラマリゾートのゴンドラで入笠山に向かいました。

 

ゴンドラ山頂駅から八ヶ岳がよく見えます。

 

入笠湿原はもう枯草の茶色一色です。

 

唐松が黄色が綺麗です。

 

ブナの黄色も鮮やか。

 

日陰の登山道は霜柱で滑ります。

 

湿原より30分程山道を登ります。

 

頂上駅より50分程登ると標高1955m入笠山頂上です。

 

頂上は360度の大パノラマです。遠くの富士山も良く見えます。

 

北アルプスの穂高連峰、槍ヶ岳もクックリ見えます。

 

八ヶ岳主峰の赤岳も少し冠雪しています。

 

諏訪湖も遠くに望めます。

 

下りは首切清水へ下ります。

 

赤いモミジより黄色が多いと感じます。

 

湿原に戻って来ました、往復2時間の気持ちの良い山行きでした。

 

下りのゴンドラより富士山の上を気持ち良さそうに飛ぶハングライダーが見えました。

 

「蓼科山日記」…その502020年蓼科高原の秋」

     

202010月 にしきの梟(フクロウ)

 

 

 

快晴の蓼科…枯れ葉の絨毯をザクザク踏みしめながら山荘から散歩に出掛けました。

 

青いりんどうの花がまだ元気に咲いています。

 

鮮やかに赤く染まったモミジです。

 

黄色とオレンジ色のコラボレーションが日差しに輝きます。

 

大きな朴歯の葉が黄色に色づき青空に映えます。

 

暗い唐松の樹林に赤や黄色に色づいたカエデがそこだけ陽が当たったように明るくなって居ます…

 

赤いカエデに白樺の白い樹皮が鮮やか。

 

王滝も紅葉に縁どられて見事です。

 

ナナカマドの実も真っ赤に熟しました…秋ですね。

 

マムシグサは鹿は食べないので無事に残りました。

 

2時間の散歩で気持ちがすっかりリフレッシュしました…皆様も是非蓼科の秋を堪能して下さい。

 アキアカネ

 

              2020101日 にしき平 Y.K.

 

 

山荘付近では 朝の気温が3℃ほどまで下がり冬の気配すら感じられるようになってきた。

 

 

秋も終わりに近づいている中 赤とんぼはまだ元気に飛んでいる。正式にはアキアカネ 皆さんよくご存じのトンボである。成熟したオスのトンボの腹部が真っ赤に色づくことから赤とんぼとして親しまれている。

 

夏の間に低山地から標高の高いところに上ってくるので子供たちにとってのみならず 元昆虫少年にとっては夏の格好の遊び相手である。名前の通り秋にさらに赤くなるようであるが そろそろおしまいに近づいているのかもしれない。

 

トンボに限らずセミも蝶も陽がさすとさかんに飛び回ったり鳴いたりするが 曇ってくるととたんにどこかにとまって見えなくなったり鳴きやんだりしてその存在がわからなくなってしまう。

 

それに比べるとアキアカネはよく見えるところで翅をやすめるのですぐに動きがわかる。この時期 陽が陰ると多くのトンボがベランダの手すりに列をなしてとまったり、釘の頭や枝先などにとまっている。

 

ベランダの手すりで休んでいるアキアカネを見ると 腹が真っ赤のとそうではないのがいるのに気が付く。真っ赤なのがオスでそうではないのがメスとのことである。

 

 

アキアカネがこうしたところで翅を休めるのは 回りをよく見渡せるからなのだろうか。頭全体目のような大きな複眼で 敵が近づいてきたらすぐに気が付くように開けた場所にとまるのかもしれないなどと想像する。

 

夕方のまだ陽がさしているときにも 電柱にとまっていること とまっていること。こうした光景に気付くのもまた山での楽しみの一つである。

 

 

 

「蓼科山日記」…その49「八子ヶ峰秋の気配」  

 

    20208 にしきの梟(フクロウ)

 

 

快晴の続いた8月下旬、スズラン峠の登山口より八子ヶ峰へ登り始めました。

 

10分程登り額に薄っすらと汗が滲んだ頃、振り返ると八ヶ岳が見えて来ました。

 

黄色のマルバダケブキが鮮やかに咲いていました。

 

20分で山小屋ヒュッテアルビレオに到着です、蓼科山が大きく見えます

 

辺りは気持ちの良い草原です、吾亦紅があちらこちらに。

 

山小屋より5分程で八子ヶ峰東峰頂上(1869m)に到着です。

 

頂上周辺のカワラナデシコが綺麗です。

 

ツリガネニンジンも風に揺れています。

 

ウスユキソウも見頃です。

 

遠くに車山が望める気持ちの良い稜線を進んでいきます。

 

八子ヶ峰西峰1833mに到着です。

 

八ヶ岳全体が良く見えます。

 

前方には車山のドームが良く見えます。

 

白樺湖も小さく望めます。

 

南アルプスの甲斐駒ヶ岳とその後ろに北岳が遠くに見えます。

 

さて休憩を取って、来た稜線を戻ります。今度は常に蓼科山を見ながらあるきます。

 

山小屋アルビオレの向こうに八ヶ岳が見えて来ました。往復約2時間の爽やか秋を感じさせる山行でした。

 

 

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